2007/10/05

他人の音楽に話をする vol.1















ido-est
Joe Brownn(照井利幸)

定期的に有名人の音楽に対してレビューをしてみるという試み。
記念すべき第一回目は上手いんだか下手なんだかわからんけど音楽に対するその度が過ぎるほどの実直さと天然キャラが極めて魅力的なベーシスト照井利幸氏(ex.Blankey Jet City)のソロプロジェクト第一弾。


人を使うのが下手な部類の人間がいる。
アウトプット下手とニアリーイコールであると言ってもよかろう。
恐らく一人好きの人間にこういう傾向があるんじゃないかと思っている。

まあ俺がそうなんだが。

恐らく照井氏もこの部類。

ブランキーをアホみたいに聴いてきたし、インタビューも出回ってるものはほぼ全て読んだ自信がある俺としては、照井ワールドを一聴衆としてだがわりと理解してるつもりなのだ。
このアルバムはそれの片鱗が見え隠れする。
しかし「片鱗」が「見え隠れ」しかしてない。
演奏を聴くと「照井氏はほんとはこうしたかったんだろうなあ」という想像が頭をよぎること山の如し。

サイドメンバーが照井氏の志向性を理解できてない様子がわかるし、
事実照井氏がインタビューでそういっとる。

ただよくよく聴くとベンジーとか達也のソロよりも「ちゃんと」創りこんであり(まあ前者2人はそういう志向性がもともと無いのだが、ともすればベンジーはそれが「適当さ」に走ってまうので安心して聴けない(特にここ最近のソロ))、そこはだいぶ好印象。

ボーカルのきしょささえなければ、照井氏のメルヘンサイドが存分に発揮された秀作になっていたと思うのであるまじろ。

冒頭を飾る「悪い予感」はこの1曲だけでアルバム買った価値があったと思うほど好きなんやけどなあ。


なもんでインタビューで自分で「今回はアカンかった」みたいなこと言わんといてや 泣


俺って大体自身のバンドつくってもうまいこと盛り上がらんので、
そろそろカリスマ性の無さに気付くべきかもしれない。

照井氏はこの8年後RAVENという形でこのアルバムのミスを乗り越えたが
俺もはやいとこそうならんとなあ。

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