2007/10/21

タイムトリミング理論

プロを始め写真をある一種の表現手段として捉えている人は
「絵」ではなく「シチュエーション」を撮ろうとしている。

従って被写体として特別性よりはむしろ一般性が選ばれることが多くなる。

それは一枚の紙切れであったり、街のおばあちゃんであったりする。

石垣島で見た超絶綺麗な夕日とかではない。


ふんで例えば紙切れ一枚をとってみてもこの物体にどれほどのシチュエーションを
見る者に想像させるかのさじ加減、バランス、が撮り手のセンスに委ねられる。

例えば紙切れ一枚が写った写真を出されて
「この紙切れは昔付き合っていた恋人と別れたときに手紙を焼いたが焼ききれずに残った部分でつまりこの写真は終わりを迎える恋を表現しています」
と説明されてもそれはあまりに遠すぎる。

見る者が想像できるシチュエーション、それは正解を用意しなくてもいい。

ただプロが見ても素人が見ても、その写真を見る者が自然と被写体のおかれた環境や、バックグランド、前後関係を想像してしまうような。

そんな写真が「いい写真」なんではないか。


と今は思っている。

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