2009/06/06

人殺しの気持ち

一時期「有名な人が書いた本は読んでみよう」と思っていろいろ読んだ(といってもたかが知れてるが)時期があった。

で、一応ブクログもやってるので、評価を自分なりにしてみる。

で、たいてい他の人と逆をいってしまう。
まわりは★★★★とか★★★★★なのに、自分だけ★とか(逆もしかり)。

うーん。これは困ったものだ。


どうも批判的な内容の本は評価を低くつけられやすく、
礼賛的な本は評価を高くつけられやすいような、そんな傾向を感じる。

まったくもってナンセンスである。


特に世の中と自分の温度差を感じたという意味で印象深いのは、
梅津なんとかの「WEB進化論」と原研哉の「デザインのデザイン」だった。

原さんの本は結局自分の過去事例の紹介で実に世界が狭い本に留まっており、
(撮影のためにどこどこに行って晴天の夜明けを待った、とかほんまどうでもええねん)
WEB進化論に至ってはどこがどうすごい本なのか全くわからなかった。

俺がただ単に鈍感なだけなのか?と思うこともあるが、
ただ、この2人と自分が決定的に違うところがある。

原さんはデザインというもの(それは「自分の」という意味が強いが)を信じ切っているし、
梅津なんとかはWEBの未来というものを信じ切っている。
という風に見える。

自分には、それが視野の狭さとして感じてしまう。


俺は信じ切るということができない人間なので、というか信じ切ることは危険だと思っているので、
(信じ切ることが危険ということは信じ切っているが)
そもそものスタンスとしてこの2人とは同じ視点ではものを見れない。


そういう意味で、2ちゃんの管理人が書いた本(「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか」)は、久々のヒットだった。
WEBであんだけ儲けてる人間がWEBの未来を信じていないところが、うーんイカス。



最近、マクロな自分の価値観と、ミクロな自分の好みが一致していることに気づくことが多く、
(なんでこれが好き / 嫌いなのか、を考えると、それはメタレベルの価値観に行きつく)
それに気づいた瞬間は非常に気持ちがいい。

こんなことをメモしていくだけで、自分がどういう価値観を大切にしているかが、
随分はっきりしていくはずである。


最近、「Blankey Jet City」「天地創造」「クロノクロス」「初恋」になぜ自分が共感するか、という答えが見つかったが、またいつかメモするかも。

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