2008/01/14

カレージャズ

たしか俺がD軍やってた時だと思うが、スイングジャーナル誌に
「Lee Morganが自身のレコード「The Sidewinder」にてジャズロックという音楽を結実させた」
みたいな記事があって。

当時ジャズ系にいながら自分をロックンローラーだと信じて疑わなかった俺は
「うおおおお!!これこそ俺が理想とする音楽に違いない!!」
と意気込んで三条はJeujiaに向かったのだが、

そのCDから流れてくる音楽は何をどう聴いても
「8ビートでジャズをやりましたよ」というものであった。


俺は怒った。


皆さんは「カレーうどん」と聞いてカレーを想像するか。
否、うどんを想像するはずである。

「カレーうどん」が示すものはカレーという単語に修飾されたあくまで「うどん」である。
なぜって、日本語はそういう風にできている。

従って、食堂で「おばちゃん、カレーうどんお願いね」と頼むと
「カレーがかかったうどん」が出てくるはずだ。
断じて「うどんがかかったカレー」ではない。


前置きが長くなった。

ロックをフォーマットとして、そこにどうジャズ的要素が絡んでいくのか!?ワクワク。
非常に興味を持って聴いてみた音楽は、俺の期待を裏切り
まぁ一言で言えば結局ジャズだったのである。

つまり俺が言いたいのは
The Sidewinderはジャズロックではなくて、ロックジャズじゃねえか!!
ということである。





書いてるうちにだんだんどうでもよくなってきた。


まぁこのお話は、音楽のジャンル分け云々というよりはむしろ単なる日本語の話である。





話は変わるが、

俺はちょっとジャズとロックを二項対立的に捉えているところがあって、
ジャズ系にいながらも
「やっぱロックやって。ロック。」
なんてことを言い続けて来たもんで、なんて俺は天の邪鬼な男なんだとずっと思ってきたが、
じゃあロックやってる人間には
「やっぱジャズやって。ズージャー。」
と言って来たかと言えばそうでもないので、
やっぱり単にロック志向が強い男だったのかもしれない。

ただそれも過去の話であって、最近は
Helloweenの「Before The War」と
Count Basieの「Flight Of The Foo Birds」
を交互に聴きながら、
「ああ、俺ジャズもめっちゃ好きやん」
と気づいた瞬間があって。

なんだか嬉しくなった。


ここ半年でまたジャズが随分好きになった。つまり新日本人を始めてからである。
山中がやたらいい曲ばかり紹介してくれるもんで、
「うおー!!4ビートええがや!!」
となるのである。

そういえば昔似たような経験をしたことがあって。
ピストンやりはじめてからソウルを聴くようになったし。
ちゃっかからファンクも教えてもらった。



どこに着地するのだこの話は。




話は変わるが、
たしか山野ツアーの「福井&今橋カー」にて、
ジャズの話しかしない1回生そっちのけで俺と福井は上級生という特権を活かして
JourneyとかslipknotとかBen Folds Fiveとかブランキーとかレッチリとかをかけまくっていたんだが。

そしたら夏合宿の宴会でボロボロに泣きじゃくるみっきーに
「先輩の音楽の幅の広さに感動したんです」
みたなこと言われた。

まぁ確かに福井と2人で「何でこいつらジャズ以外の話せえへんねん。こわ」とは言っていたが、

結局そこが祟ってか俺はいまだに4ビートやってもジャズっぽくならないし、
ただ、(代わりにかどうか知らんが)遊び心みたいなものは身についた気がする。


どっちがいいのかなんてはっきり言うてわからん。




音楽について何かを書こうとしたとき、それが「ジャンル」について触れ始めると
とたんに「しょうもない話」みたいな空気になるのはなんでだろう。




そういえば山中は高校時代にエレベでハードロックをやっていたらしい。

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