2009/08/11

low bitting

防犯とはその名の通りに解釈すれば、「犯」を防ぐものである。
つまり、「犯」がなければ「防犯」という概念は無かったはずである。

盗人が一人もいない世の中には鍵という概念はないだろう。


何が言いたいかというと、「攻め」と「守り」という関係は、
まず「攻め」るものがおり、次いで「守」るものが生まれるという順序であり、
その逆はないんじゃないかということである。

ドMの男と付き合ううちに、知らず知らずに女がSに目覚めた、
みたいな事例はとりあえず置いておく。


ここで「契約」というものを考える。

世の中には俺の予想に及ばないようないろんな契約があるのだろうが、
受発注という関係で言えば日本ではほぼ間違いなく弱者にあたる受注側(外国は知らない)が
「契約」という時、それは突如として「守り」としての性質が浮き出てくる。

人をさんざん動かしといてなんだかんだでお金がもらえない
という状況が困るので、その安全弁として機能させる意図でそれは語られる。


これを冒頭で言った「攻め」と「守り」の関係に照らしてみると、
「攻め」るものの存在が見えてくる。
つまり、モラルのない発注者が発生したという歴史が推測される。

モラルがないというか、商魂たくましいというか。


受発注の関係というのは、俺はたぶん一生悩み続けるのだと思う。

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