いつかこの場でも言ったことがあるかもしれないが、
スマートな表現に対してまず間違いなく「それほんまか?」と疑ってかかる。
たしかダークやってたころかと思うが、周りのだれかが
「"好き"の反対は"どうでもいい"なんだ」
「うんうん」
みたいなことを言いあっていたのを聞いた。
その頃読んだ本にそんなことが書いてあったか、
テレビに出るような有名人が言っていてそれを耳にしたとか、
そんくらいのレベルの話だと思うが、
まぁたぶん「はっなるほど」と思って使ってみた言葉なんだろうと思う。
そいつがどんなつもりで使っていたのかは推測の域を出ないが、
なんというか、随分浅はかなことを言うなあと思った記憶がある。
正確に言うと、なんだか「物事の本質を発見してやった」
みたいな面して言い切っているのが気に食わなかった。
まぁ、とにかく当時の俺にはそのように見えた。
個人的にそんな事実(?)は中学くらいの時に気付いていたってのもあるが、
どう考えたって"好き"の反対は"嫌い"なこともある。
先月平川が家にとまりに来た時に、カマかけて
「"好き"の反対は"どうでもいい"やしなあ」
的なことを言ってみた。
彼は「う~ん...」と少し呟いたあと
「それだけじゃないと思うけどにゃあ」
と言った。
これだから俺はこいつと飽きもせず付き合っていけるんだ。
2008/07/26
そんな単純な話じゃなくて
2008/07/13
続・3流スイマー
「俺はとにかく寝たいんだ」
と言って、本当に毎日10時間とか寝続け、
一部の人には「それってどうなん」的な目で見られつつ、
その昔、「3流スイマー」という表題を冠してこの場でその理由を綴った。
その時は、それが俺の正義だったはずだ。
実際蓋を開けてみれば、「新人」と呼ばれる人の中では
恐らく日本トップクラスに寝ていない現実が待っていた。
平日は朝から朝まで仕事し、
この土日も会社に出て仕事している。
就活時に外資系コンサルのおっさんが語った彼の生活サイクルに対して
絶望的に卑下した感覚を持った俺は、
そのおっさん程とは言わないが、けっこう近い生活をしちゃっている。
昔の俺に「それってどうなん」って言った奴らより寝ていない自信がある。
あんなに修論のせいで寝れないことに憤慨した割には
今の生活にかなり満足している。
睡眠時間の確保を理由に「そんな大物になりたいわけじゃない」とか言ってしまった俺も
今や「ウェブ業界である程度の大物になってやる」とか思ってしまっている。
なんだか、優先順位がころっと変わってしまった。
何が変えたのだろうか。
思ったより10倍くらい仕事がおもろかったていうのもあるかもしれない。
でも本当のところはようわからない。
以前のエントリーの文末で
「とか言って変わっちゃうかも」
と布石をうっていたが、
ひょっとしたらその頃から俺がこうなる予感はしていのかもしれない。
2008/07/05
赤い幸福
東京に来て初めてゲームを買った。
その名をクロノクロスという。
ご存じ、クロノトリガーの続編である。
いつもの癖で、また1日10時間とかぶっ通しでやってしまうことが懸念されたが、まさしくその通りになった。
前の日曜は朝6時とかまでやってしまったおかげで
この1週間は出だしからなかなかシビアだった。
やめときゃいいのに水曜にも1時に帰って3時くらいまでやってしまった。
もともとゲーマーだったのは否定できないほんとのことだが、大学に入って拍車がかかった。
ゼミ前日に10時間ゲームしてしまい半べそかきながらレジェメを書いていた
あの時の気持ちはまだイキイキと思いだせるがあれも2年前くらいのことだ。
懲りない男である。
敢えて懲りないようにしているとしか思えない。
またの名を、リスクを買ってでも背負う男・いまさしともいう。
基本的に俺がゲームをやる場合は、もはや脅迫観念になりさがった
「ゲームをやることが正義である」という大義名分に従いプレイしている。
特に過去やったゲームをリトライする場合は顕著である。
「ゲームをやるためにゲームをやっている感覚」と言えばわかるだろうか。
しかし今回のクロノクロスはその限りではない。
「生まれて初めてプレイするゲーム」をやるのが2年ぶりというのもあるだろうが、
ストーリーが素敵すぎて、先が楽しみでしょうがない。
素敵だ。素敵すぎる
ゲームとしては、キャラクターの性格付けとか戦闘システムあたりが至極中途半端で
そこがこのゲームの売上低迷の理由の一つだと思われるが、
世界観と音楽がちょっとありえないほど素晴らしい。
素晴らしい。素晴らしすぎる。
あまり「最近のゲームは技術に走りすぎてよくない」的なアホさ満点発言はしたくないのだが、
最近のゲームでは味わえない、ドキドキしながら進めていた大昔のあの感覚が蘇る。
ゲームとはデフォルメされた世界を楽しむものだと俺は思っている。
思うに、PSやSS以降のゲームが夢無きソフトになってしまったのは、
技術に走りすぎたことが直ちに理由なのではなく、
技術的な進歩をリアルさの実現に向けすぎたことが理由である。
技術に走りすぎるのがよくないのではなく、使いどころがよくないのである。
技術をデフォルメの実現に向けたらいい。やっぱりバランスなのである。
そのリアルとデフォルメのバランスが最高潮をキープしたのが
現在に至ってもSFCの傑作と呼ばれ続けている一連のソフト群だと思うが、
クロノクロスはそのバランスを引き継いだ傑作ではないか。
音楽がまた最高だ。最高すぎる。
光田康典は「かなりいい音楽を書く人」と思っていたが、
フィールド音楽に前作のメインテーマのアレンジを持ってきやがったセンスは
もう世紀の大天才なのではないかと思う。
完璧にツンデレのヒロインがまたいい。よすぎる。
普段はツンツンのヒロインに「ありがとう、いまさし」と言わせたとき、
恋をしそうになってやったぜ。
キャラクターが40人以上仲間になるのだが(正直、多すぎる)
例にもれずジャズ系の連中(主に後輩)の名前を付けまくっている。
多すぎてそろそろつけるのが厳しくなってきたが、何とかその場で思いつく最適解を与えているつもりだ。
しかしハゲのじじいをやまなかと名付けたのはなんだか失敗な気がしている。
そう言えば偶然、ある後輩同市の実際の惚れた腫れたの関係がゲーム上でも実現してしまい、しかもその結果すら一緒で、妙にテンションが上がった。
おっと、実名は出さないことにする。
そんなこんなで、
好きなゲームは数多くあるが、これはずっと記憶に残るゲームになる。
そう思わせるゲームである。
ただ、まだクリアはしていない。